- 1月 15, 2026
冬の「長引く咳・喉のイガイガ」は乾燥のせいだけ?春に悪化させないための黄砂・PM2.5予備知識
はじめに:その咳、ただの「冬の乾燥」ですか?

「風邪は治ったはずなのに、喉のイガイガが消えない」 「夜になると咳が止まらなくて眠れない」
1月中旬の今、このような症状で来院される方がいらっしゃいます。 多くは冬の乾燥や寒暖差が原因ですが、敏感な方は早めに飛び始めた花粉や、大気中の微粒子(PM2.5など)に反応し始めている可能性もゼロではありません。 今日は、これから春にかけて注意が必要な「汚染物質による咳」と、その見分け方について解説します。
3月・4月に向けて徐々に増えるリスク

春のイメージが強いですが、リスクは徐々に近づいています。
【PM2.5】

冬場は大気が停滞しやすく、実はPM2.5の濃度が高くなりやすい季節でもあります。これに春の【黄砂】が加わるこれからの季節は、呼吸器にとって過酷な時期となります。 特に、冬の乾燥で喉の粘膜が傷ついていると、これらの微粒子がダイレクトに刺激となってしまいます。
アレルギー?喘息?今の症状をチェック

「いつもの咳と違うな」と感じたら、以下のポイントを確認してみてください。
① 症状の場所
- 花粉症(初期): 主に「鼻水」「目のかゆみ」。
- 微粒子の影響: 肺の奥まで入るため、「喉の奥の痛み」「咳」「痰」などの呼吸器症状がメインです。
② 咳のタイミング
- 咳喘息・PM2.5の影響: 「コンコン」という乾いた咳が、夜寝る前・明け方・暖房の効いた部屋に入った時などに出やすいのが特徴です。
本格シーズン前の「3つの対策」

ピーク時の3月・4月に症状を悪化させないためには、今からのケアが大切です。
① 喉を潤す(加湿・水分)
今の時期、最も大切なのは「粘膜の保湿」です。乾燥してひび割れた粘膜は、微粒子の侵入を許してしまいます。こまめな水分補給と加湿を心がけましょう。
② 高機能マスクの準備
微粒子対策には、密閉性の高いマスクが有効です。飛散量が多い日に備えて、準備しておくと安心です。
③ 帰宅時のルーティン
玄関で上着を払う、すぐにうがい・洗顔をする。これはウイルス対策だけでなく、花粉や黄砂対策の基本でもあります。
治療について:咳止めで治らない場合
市販の咳止めを飲んでも改善しない場合、気管支の奥で炎症が起きている「咳喘息」の可能性があります。 この状態を放置したまま黄砂のピーク(3〜4月)を迎えると、症状が重症化してしまう恐れがあります。
「咳が2週間以上続いている」 「去年も春先に咳が長引いた」
という方は、本格的な飛散シーズンに入る前に、しっかりと原因を特定し、吸入薬などで気管支を整えておくことが重要です。
まとめ

冬の終わりから春にかけては、空気環境が目まぐるしく変化します。 「たかが咳」と放置せず、違和感があれば早めに当院へご相談ください。今のうちにしっかりと治して、春を迎えましょう。
- 院長
- 斉藤 雅也
- 診療内容
- 内科・消化器科
- 住所
- 〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3(駐車場18台あり)
(旧:森岡内科医院) - 電話
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