• 5月 20, 2016
  • 1月 10, 2025

ピロリ菌

ピロリ菌感染が胃潰瘍や十二指腸潰瘍だけでなく、胃がんや悪性リンパ腫、特発性血小板減少症と関連があることが分かってきています。そして、ピロリ菌感染のある方が除菌療法を受けることによりこれらの発症リスクを大幅に減らすことができます。除菌療法とは1日2回朝と夕に1週間内服して頂く治療です。

ピロリ菌感染の有無を調べる検査は、まず胃カメラ検査を受けて頂き、ピロリ菌感染が疑われれば保険診療で行うことができます。

ピロリ菌感染が心配な方はまず胃カメラ検査を受けて頂くことをお勧めします(保険診療で受けられます)。当院での胃カメラ検査は、経口、経鼻のどちらでも可能です。鎮静剤を使用してうとうとした状態で行うこともできます。ただし、鎮静剤の使用は、徒歩やバス・電車、付き添いの方が運転する車でお帰り頂ける方に限ります。

当院ではピロリ菌の一次除菌、二次除菌を保険診療で行っておりますが、一次除菌、二次除菌でもピロリ菌が消えない方には、三次除菌を行っております。三次除菌は自費診療になりますが除菌成功率は96%です。除菌治療に難渋しておられる方は気軽に当院までご相談下さい。

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