季節の変わり目は喘息に要注意

ツクツクボウシの鳴き声がよく聞こえるようになり、夏の終わりが感じられるようになりましたね。朝晩もやや涼しくなり、日中との温度差も感じられるようになりました。

季節の変わり目は、喘息の季節でもあります。ちょっとした風邪だからといって市販薬で様子をみていると、夜、息苦しくて眠れないといったことにもなりがちです。

そう、喘息は日中に軽い症状があり、夜間に入り症状が悪化することが多いのです。風邪と思っていたけれど、なんだか息がゼーゼーするなと思ったら喘息症状かもしれません。放っておくとどんどん悪化することもあり、一旦改善してもまたすぐに症状が出てしまう可能性があります。

吸入や点滴をすればすごく呼吸が楽になります。また繰り返し症状が出ないようにする予防薬もあります。

さらに、根本的に何が原因で喘息を発症しているのか見極める必要もあります。

喘息発作はつらいので、早め早めに対応しましょうね。そして一旦改善しても繰り返し症状が起こる可能性がありますので、少なくとも1シーズンはめんどくさがらず予防薬を続けましょうね。