• 9月 30, 2016
  • 1月 10, 2025

僕が書いた医学英文雑誌が治療ガイドラインに

10月になり、日中でもかなり過ごしやすくなりましたね。

開院してから、様々な病気の患者さまが来られ、つい最近まで大学病院で勤務していた時と同様に、毎日が勉強の日々です。

大学病院では、肝臓グループの一員として研究に携わっておりましたが、2016年にHepatology Researchという医学英文雑誌で報告した新しい知見が、肝硬変治療ガイドラインの引用文献として採用されました。

(Saito M, et al. Hepatol Res 2016 Feb;46(2):215-24. doi: 10.1111/hepr.12565. Epub 2015 Aug 26.)

エルカルチンという薬が肝硬変患者の肝性脳症の治療薬の一つになりうる

上記データを国内で初めて報告しました。データを元にしたガイドラインが日本全国に配られるそうです。

僕たちが発表したデータが、国内で困っておられる患者さまにとって広くお役に立てればこの上なく嬉しいです。

当院では、最新治療にとどまらず、最新のエコー機器を駆使して早期発見にも全力を尽くしております。

肝臓はもちろんのこと、超音波専門医として、腹部臓器全般、泌尿器、婦人科、甲状腺、頸動脈も重点的に診させて頂いております。

最近少しずつ風邪の患者さまが増えてきました。寝冷えしないよう注意しましょうね。

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