• 1月 14, 2026

インフルエンザA型とB型の違いは?「高熱のA型」対「お腹のB型」、症状と流行時期の特徴

はじめに:「A型」と「B型」、何が違うの?

「検査の結果、インフルエンザB型ですね」

診察室でそうお伝えすると、「A型と何が違うんですか?」「B型の方が軽いって本当?」と質問されることがよくあります。

インフルエンザにはA型・B型(まれにC型)がありますが、実はそれぞれ症状の出方や流行する時期に傾向があるのをご存知でしょうか。

今回は、知っておくと役立つ「A型とB型の違い」についてお伝えいたします。


1.どちらにも共通する「基本症状」

型が違っても、インフルエンザウイルスであることに変わりはありません。

まずは共通する症状を確認しましょう。

突然の発熱(38度以上)
頭痛
・全身の倦怠感(ひどいダルさ)
・関節痛・筋肉痛

これらが急に現れた場合は、型の種類に関わらずインフルエンザの疑いがあります。


2.【A型】の特徴:高熱で全身がツライ!

インフルエンザA型は、世界的な大流行(パンデミック)を起こすこともある、感染力の強いタイプです。

症状の傾向

B型と比較して症状が重く出やすいと言われています。38度〜40度の高熱、強い悪寒、関節痛など、全身の症状が激しく現れるのが特徴です。

流行時期

シーズンの前半(11月〜1月頃)から爆発的に流行することが多いです。

注意点

ウイルスがどんどん変異するため、一度かかっても翌年(あるいは同シーズン中に)また感染する可能性があります。


3.【B型】の特徴:お腹に来る?春先まで注意

A型の流行が落ち着いた頃、じわじわと増えてくるのがB型です。

症状の傾向

A型ほど熱が上がらない(微熱〜中等度)こともありますが、その分症状が長引く傾向があります。最大の特徴は、「腹痛」「下痢」「嘔吐」といった消化器症状が出やすいことです。「お腹の風邪かな?」と思ったらインフルエンザB型だった、というケースも少なくありません。

流行時期

シーズン後半(2月〜3月頃)に流行し、春先まで続くことがあります。

注意点

「B型は軽い」と油断は禁物です。特にお子様の場合、B型でも高熱が出たり、嘔吐が続いたりして重症化することがあります。


4.治療法は同じ?

「A型だから強い薬を使う」ということはありません。

タミフル、ゾフルーザ、イナビルなどの抗インフルエンザ薬は、A型・B型どちらにも効果があります。

重要なのは「型」よりも「タイミング」です。

ウイルスの増殖を抑えるため、発症から48時間以内に服用を開始する必要があります。


まとめ:自己判断せずに受診を

A = 高熱・全身が痛い・冬の初め
B = お腹に来る・熱は低めかも・春先

これらはあくまで一般的な傾向です。「熱が低いからインフルエンザじゃない」「お腹が痛いから胃腸炎だ」と自己判断せず、辛い症状がある場合は早めに医療機関を受診してください。当院では、迅速抗原検査でA型・B型を診断し、適切な治療を行っております。重症化するといけないので、しんどいのを我慢せず、安心して受診してくださいね。

医療法人社団好也会 さいとう内科クリニック
医療法人社団好也会 さいとう内科クリニック 外観
院長
斉藤 雅也
診療内容
内科・消化器科
住所
〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3(駐車場18台あり)
(旧:森岡内科医院)
電話
078-967-0019
携帯
080-7097-5109
電車
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JR山陽本線「大久保駅」から神姫バス天郷停留所(約11分)下車、徒歩5分
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駐車場
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