- 1月 15, 2026
「正月ボケ」が治らない?1月のダルさと「冬季うつ」の境界線
はじめに:そのダルさ、ただの「休み明け」ですか?

1月も半ばを過ぎ、お正月気分もすっかり抜けて日常が戻ってきました。
しかし、「仕事モードに切り替わらない」「体が鉛のように重い」「朝、布団から出られない」といった不調を引きずっていませんか?
「まだ正月ボケが抜けないのかな」
そう思って自分を責めてしまう方も多いですが、実は今の時期は「冬季うつ(季節性情動障害)」や、厳しい寒さによる「寒暖差疲労」が起きやすいタイミングでもあります。
今回は、1月の不調の正体と、見逃してはいけない「心のサイン」について解説します。
1. なぜ「1月中旬」にガクッとくるのか?

「春バテ」という言葉がありますが、実は冬のこの時期も自律神経にとっては過酷なシーズンです。
単なる「やる気の問題」ではなく、医学的・環境的な要因が重なっています。
【主な原因】
- 日照不足(セロトニン不足): 冬は日照時間が最も短く、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が減少し、脳がエネルギー切れを起こしやすくなります。
- 寒暖差疲労: 暖房の効いた室内と、氷点下に近い屋外。この激しい温度差に対応するために自律神経が疲弊しています。
- 日常への復帰ストレス: 楽しかった年末年始から、プレッシャーのかかる仕事や学校への復帰によるギャップ。
これらの負担が重なり、「だるい」「眠い」「集中できない」といった症状が現れます。
2. 「うつ病」との境界線はどこ?

一時的な不調であれば、生活リズムが整うにつれて回復します。
しかし、以下の状態が2週間以上続いている場合は、単なる疲れの枠を超えている可能性があります。
【要注意サイン】
| □ 趣味が楽しめない(以前は好きだったことが面倒になる) □ 食欲が極端に落ちた、または「過食」気味になる(特に甘いものや炭水化物を欲する) □ いくら寝ても眠い、または眠れない □ 自分を責めてしまう、消えてしまいたいと思う □ 朝、会社や学校に行こうとすると涙が出る |
特に冬の不調(冬季うつ)は、一般的なうつ病と違い、「過眠(寝すぎる)」「過食(食べすぎる)」という症状が出やすいのが特徴です。
3. 今すぐできる「冬のメンタル」処方箋

症状が軽いうちであれば、生活習慣を工夫することで自律神経を整えることができます。
1.朝の「日光浴」が特効薬
セロトニンを増やすために、朝起きたらすぐにカーテンを開けて「日光」を浴びましょう。曇りの日でも窓際で過ごすだけで効果があります。
2.「首・手首・足首」を温める
寒暖差疲労を防ぐため、太い血管が通っている「3つの首」を温めましょう。マフラーやレッグウォーマーを活用し、自律神経の負担を減らします。
3.トリプトファンを摂る
セロトニンの材料となる「トリプトファン」を含む食材(バナナ、豆乳、乳製品、赤身肉など)を意識して朝食に取り入れましょう。
まとめ:2週間続いたら受診を

「気合いが足りないだけだ」
「ただの怠けだ」
そう自分を追い込むのは危険です。
お正月明けからの不調が2週間以上続き、日常生活や仕事に支障が出ている場合は、心の風邪(うつ病・適応障害)の可能性があります。
一人で抱え込まず、当院へお気軽にご相談ください。春を笑顔で迎えるために、早めのケアを大切にしましょう。
- 院長
- 斉藤 雅也
- 診療内容
- 内科・消化器科
- 住所
- 〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3(駐車場18台あり)
(旧:森岡内科医院) - 電話
- 078-967-0019
- 携帯
- 080-7097-5109
- 電車
- JR山陽本線「魚住駅」から車で約9分
JR山陽本線「大久保駅」から神姫バス天郷停留所(約11分)下車、徒歩5分 - 車
- 第二神明道路大久保インターから約1分
- 駐車場
- 駐車場18台完備!
