- 3月 25, 2026
【2026年最新】肺炎球菌ワクチンが「一生モノ」の最新型へ!神戸市の新制度をわかりやすく解説します

こんにちは。神戸市西区のさいとう内科クリニック院長の斉藤雅也です。
「肺炎球菌ワクチンのハガキ、前は4,000円だったのに今回は6,000円?」
「最新のワクチンって、これまでのものと何が違うの?」
2026年4月、高齢者の肺炎球菌ワクチン制度が大きく変わりました。実は今回の改定は、単なる値上げではありません。公費で受けられるワクチンが、より高い効果が期待できる「最新型」へとアップグレードされたのです。
今回は、厚生労働省の最新資料に基づき、新しいワクチンの実力と注意点をお伝えします。
■ 肺炎は日本の死亡原因「第5位」という事実

肺炎は、決して他人事ではありません。成人がかかる肺炎の約2〜3割は「肺炎球菌」という細菌が原因です。
この細菌は肺炎だけでなく、血液の中に細菌が回ってしまう「敗血症(はいけつしょう)」など、命に関わる重い感染症を引き起こすこともあります。
■ 2026年4月からの変更点:最新ワクチン「PCV20」とは?

これまで公費で接種されていたワクチンに代わり、4月からは「沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)」が導入されました。このワクチンの最大の特徴は、「守備範囲の広さ」と「効果の持続性」です。
- 広範なカバー率: 100種類以上ある肺炎球菌の血清型のうち、特に重症化しやすい20種類をターゲットにしています。これは、重い肺炎(成人侵襲性肺炎球菌感染症)の原因の約5〜6割をカバーする計算です。
- 一生に一度の免疫: 従来のワクチンが約5年で効果が低下していたのに対し、今回のPCV20は「免疫記憶」を作るタイプのため、生涯にわたる持続的な効果が期待されています。
まさに、一生に一度の「お守り」にふさわしい進化を遂げたと言えます。
■ 【重要】チャンスは「65歳の1年間」だけ!
定期接種として公費助成を受けられる機会は、原則として「65歳の1年間」のみです。これを逃すと、以降は全額自費(高額になります)での接種となってしまいます。
| ・対象者: 65歳の方(65歳の誕生日前日〜66歳の誕生日前日まで) ・神戸市の自己負担額: 6,000円(予定) |
※生活保護世帯、市民税非課税世帯などは無料です。
お手元に「紫色のハガキ(接種券)」が届いたら、期限を逃さないようご注意ください。
■ ワクチンの安全性について(副反応)
新しいワクチンについて、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
主な副反応としては、接種部位の痛み(約6割)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などが報告されています。これらは他のワクチンと同様、数日で自然に収まることがほとんどですが、気になる症状があればすぐにご相談ください。
まとめ:大切なご家族のために

「自分は元気だから」と思っていても、免疫力は年齢とともに変化します。今回の制度改定で、より強力な最新ワクチンを公費で受けられるようになったことは、地域の皆様にとって大きなメリットです。
| ■2026年3月までに旧型を打った方 すでに定期接種を完了しているため、今回の公費対象外です。ただし、旧型の肺炎球菌ワクチンを接種してから1年以上間隔があいていれば、「一生モノ」の21価肺炎球菌結合型ワクチンを自費で接種できます(税別13,000円)。この最新ワクチンを接種すれば、旧型ワクチンのように5年毎に接種する必要がなくなります。また、旧型ワクチンと比べて広範なカバー率を有しているため、肺炎球菌性肺炎を罹患するリスクを大幅に減らせます。 ■これから65歳になる方 2026年4月以降、最新の「一生モノ」のワクチンをぜひご検討ください。 |
肺炎球菌ワクチンを接種しようか迷っておられる方や、過去に接種したか不安な方は、当院医師ないし看護師にお気軽にお声がけください。
- 院長
- 斉藤 雅也
- 診療内容
- 内科・消化器科
- 住所
- 〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3(駐車場18台あり)
(旧:森岡内科医院) - 電話
- 078-967-0019
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- 駐車場18台完備!
- アクセス
- 当院は神戸市西区と明石市の境界付近に位置しており、明石市からも徒歩圏内です。実際に、明石市方面からも多くの患者様(肝臓病・一般内科)にご来院いただいております。駐車場も完備しておりますので、お車での通院も便利です。風邪や生活習慣病など、かかりつけ医としてお気軽にご利用ください。
