肝硬変患者さんに朗報

台風21号が過ぎ、少しずつ寒くなりつつありますが、皆様体調はいかがでしょうか？

肝硬変患者さんに朗報があります。

肝硬変患者さんの身体障害者認定の認定要件が大幅に緩和されました。

身体障害者に該当しうる患者さんが増えることと思います。

肝硬変患者さんは、血液検査や腹部エコー検査、胃カメラなど、様々な検査を定期的にうけながら経過をみていく必要があります。

また、経過も比較的長期にわたることが多いです。

体力的に仕事に支障が出ることもあり、金銭的に通院が困難になってしまうことがあります。

そして、通院できていない間に、肝不全に陥ってしまったり、肝臓がんが進行してしまうこともあります。

私たちは、肝臓病で困っておられる患者さんが途中で通院困難にならないよう、少しでも受診しやすい体制を整えたいと考えております。

肝機能や食道・胃静脈瘤、肝臓がんの治療歴など障害者認定には様々な条件がありますが、当院に通院していただきながら評価させていただき、実際に多くの患者さんの認定に繋げています。

そして金銭的に悩まずに安心して通院検査・治療に専念していただくことができたらとても嬉しいです。