風疹抗体検査および予防接種の助成（無料）が始まっています

ようやく近畿地方も梅雨に入り、もうすぐ夏が近づいてきていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

昨年（平成30年）に大都市圏を中心に風疹が流行し、ニュースでも取り上げられることが多かったと思います。

風疹は、予防接種を受けていない人が、電車や職場など人が集まる場所で、風疹患者の咳やくしゃみによる飛沫感染、またはウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染により伝染します。

風疹が流行し、妊娠早期の妊婦にまで感染が拡大すると、赤ちゃんが先天性心疾患・白内障・難聴を特徴とする先天性風疹症候群になる可能性があります。

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性は、風疹の公的接種を受ける機会がなかったため、抗体保有率が他の世代に比べて低く（約80％）となっています。

このため、平成33年度末には抗体保有率が90％となるよう、この期間に生まれた男性が風しんの定期接種の対象となり、風しんの抗体価が低い方に予防接種を無料で行うこととなりました。

2019年度（平成31年度）は、昭和47年4月2日～昭和54年4月1日生まれの男性に、住所登録のある自治体からクーポン券が郵送されています。

2019年度にクーポン券が発送されない昭和37年4月2日～昭和47年4月1日生まれの男性も希望すれば、自治体よりクーポン券を発行してもらえます。

当院で風疹抗体検査および予防接種を実施できます。

希望される方は、当院までお電話下さい（診療時間内）。

神戸市

明石市

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