- 8月 18, 2019
- 1月 10, 2025
小児医療
暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
8月12日の日本経済新聞の記事で、医療費の上昇は高齢者より小児の方が伸び率が大きいと掲載されていました。
各自治体が、以前に比べて小児医療費助成を手厚くして、スムーズな受診を促しているからのようです。
当院は内科ですが、0歳からの乳幼児の患者さんも受診されています。
安易な受診ではなさそうな症状の患者さんばかりです。
成人は、まず市販薬で様子を見てから、改善乏しければ受診するという流れの患者さんがある程度おられますが、乳幼児を含む小児は、全身状態が急速に悪化しやすいため、早めに受診せざるを得ないという面があります。
今までは助成が乏しかったため、受診しようにもできなかった患者さんがおられ、助成が充実してきたことにより、本来の受診率になってきているように思われます。
小児の医療費のある程度の上昇は仕方ないように思われます。
将来の日本を背負う小児の健康維持のため、小児医療の縮小に繋がらないよう願っています。