- 2月 2, 2020
- 1月 11, 2025
たかが胸部レントゲン、されど胸部レントゲン
皆さん、定期的に健診で健康チェックしていますか?
職場で健診が実施されていれば、年に1〜2回、強制的に健康チェックを受けることができますが、退職された方や主婦の方などは自分で健康チェックしようという意思が薄れるとついつい忘れがちになりますよね。
当院をかかりつけ医として通院して頂いている患者さんは、定期的に尿血液検査や必要に応じて超音波検査やレントゲン撮像を行っております。
しかし、胸部レントゲンは呼吸器症状が無ければ、どうしても間が空いてしまいがちになります。
肺がんを除外するには、少なくとも年1回は胸部レントゲン写真でスクリーニングしておくことが重要とされています。
早期の肺がんだけではなく、ある程度進行した肺がんができていても、自覚症状が全くないことが多々あります。
喫煙歴のある方、高齢の方、両親、祖父母、兄弟に肺がんの方がおられる方は、特に肺がんのリスクが高いと言われています。
健診で年1回胸部レントゲン撮像を受けられていない方、そもそも健診を受けていない方は、なるべく当院スタッフ、医師に申し出て下さいね。
各自治体では無料で特定健診を年1回受けられる制度があります。
当院でも特定健診を行っています。
自治体からご自宅に郵送にて特定健診の案内が届いた方は、当院まで電話予約、及び健診当日に必要書類を持参頂けましたら特定健診を受けられます。
ただ、自治体の特定健診には胸部レントゲンの項目が含まれていませんので、胸部レントゲン撮像だけ有料にはなってしまいますが、1年以上胸部レントゲン撮像を行っていない方は、検査を受けておいたほうがよいと思われます。
特定健診と併せて胸部レントゲン撮像もご希望の方は、胸部レントゲンも一緒に希望とお申し出頂けましたら助かります。