• 11月 23, 2021
  • 1月 11, 2025

インフルエンザワクチン、あと270名ほど接種可能です。

コロナ感染が一段落してほっと一息つけるようになり、以前と比べてやや生活しやすくなりましたね。

11月7日の日本内科学会講演会において、この冬にコロナウイルスとインフルエンザウイルスの両方が流行した場合、重症化する患者さんが再度増加するといったデータが示されました。

昨年は国内でインフルエンザが流行しなかったため、インフルエンザウイルスに対する免疫力が低下しているため、今年の冬はインフルエンザが流行するのではないかと予想されています。

実験的に、コロナウイルス感染したネズミ、インフルエンザウイルス感染したネズミ、そして、これら両方に感染したネズミの3群間で寿命を比較した結果、コロナ、インフル単独感染より、両方感染したほうが、重症化し死亡しやすいとの報告がなされています。

両方感染した場合、インフルエンザウイルスがコロナウイルスによる重症化リスクを高めてしまうようです。

今年2月から4月くらいにかけてコロナワクチン接種した医療従事者は、コロナIgG抗体を測定すると、抗体価がかなり低下しています。

そのため、コロナワクチン3回目接種(ブースター接種)が開始になるタイミングが遅くなればなるほど、医療従事者のコロナ感染が増え始めるのではないかと危惧されます。その後、市中にも感染が拡大していくものと思われます。

あらかじめインフルエンザワクチン接種をしておくことは、再びコロナ感染が流行したときの重症化予防につながるのではないかと考えております。

当院ではインフルエンザワクチンの供給不足の中、ようやく十分確保することができました(2021年11月24日現在)。

かかりつけ患者さまのみならず、全くの初診の方にも接種して頂けるようになりました。

インフルエンザワクチン接種をご希望の方は、気軽にお問合せ下さい(078-967-0019)

医療法人社団好也会 さいとう内科クリニック 078-967-0019 ホームページ