- 8月 27, 2025
熱中症は他人事じゃない! 俳優・伊東四朗さんも経験した「突然の熱中症」

夏の厳しい暑さが続く中、注意が必要なのが熱中症です。俳優の伊東四朗さんも、最近になって熱中症で路上に倒れたことを告白されました。「自分は大丈夫」と思っていても、熱中症は年齢や場所を問わず、誰にでも起こりうる危険な病気です。
このブログでは、伊東さんの経験談も交えながら、熱中症の初期サインから、今すぐできる予防策、そしてもしもの時の応急処置まで、分かりやすくお伝えします。
伊東四朗さんの体験談から学ぶ、熱中症の恐ろしさ

88歳になる伊東さんは、投票の帰り道、自宅のすぐ近くで突然倒れたそうです。その時、「頭はしっかりしているのに、体が全く動かない」という恐ろしい状態に陥ったと話されています。
これは、熱中症が進行した中等症(Ⅱ度)から重症(Ⅲ度)にかけての症状と一致します。熱中症は、めまいや立ちくらみといった軽症(Ⅰ度)から始まることが多いですが、伊東さんのように突然重い症状が現れることもあるのです。
特に、以下のようなサインが見られたら、すぐに涼しい場所へ移動し、体を冷やすなどの応急処置を始めましょう。重症の兆候が見られる場合は、命に関わるため、すぐに救急車を呼んでください。
軽症(Ⅰ度) | めまい、立ちくらみ、筋肉痛、大量の汗など |
中等症(Ⅱ度) | 頭痛、吐き気、体がだるく、ぐったりする、体温が異常に高いなど |
重症(Ⅲ度) | 意識がない、けいれん、まっすぐに歩けないなど |
熱中症を防ぐための3つのポイント

伊東さんは、倒れた時に「水分も塩分も何も持たないで出かけてしまった」と語っています。この経験からもわかるように、日々の少しの心がけが熱中症を予防する上で非常に重要です。
1. 暑さに体を慣らす「暑熱順化」
本格的な夏が来る前から、少しずつ体を暑さに慣れさせることが大切です。汗ばむ程度のウォーキングやぬるめの湯船に浸かる入浴などを2週間ほど続けることで、暑さに強い体づくりができます。
2. 栄養バランスの取れた食事で体を整える
夏バテで食欲が落ちると、そうめんなど食べやすいものばかりになりがちですが、栄養不足は熱中症のリスクを高めます。
特に、ビタミンB1(豚肉、大豆製品)、ビタミンC(赤ピーマン、夏野菜)、クエン酸(梅干し、レモン)などを意識して摂るようにしましょう。
3. 正しい水分・塩分補給
「のどが渇いた」と感じた時には、すでに体は水分不足の状態です。伊東さんが「水分をとったり、塩分をとったりすることを義務づけないと」と呼びかけているように、のどが渇く前にこまめな水分補給を心がけましょう。
たくさん汗をかいた時は、OS-1やポカリスエット、アクエリアスといったスポーツドリンクを最低でも500ml補給しましょう。補給後にも関わらず尿量が少なければ、さらに500ml追加して補給しましょう。また、塩飴で適度に塩分も補給しましょう。
もしもの時の応急処置
もし誰かが熱中症の症状を示したら、以下の手順で対応してください。
- 涼しい場所へ移動させる: 日陰やエアコンの効いた部屋に移動させます。
- 体を冷やす: 衣服を緩め、首のつけ根、脇の下、太もものつけ根などを保冷剤や濡れたタオルで冷やします。
- 水分・塩分を補給: 意識がある場合は、水分と塩分を含むもの、主にスポーツドリンクを少しずつ飲ませます。
意識がない、呼びかけへの反応が鈍いなど、重症のサインが見られる場合は、すぐに救急車を呼んでください。
周囲の人も熱中症弱者への配慮

伊東さんは倒れた際、駆け寄ってくれた中年の女性2人と男性1人に助けられました。ご本人の体験談にもあるように、熱中症は「自分は大丈夫」と思っていても突然起こります。
特に高齢者や子どもは、暑さを感じにくかったり、体温調節機能が未発達だったりするため、「熱中症弱者」と呼ばれます。ご自身の対策だけでなく、周りの大切な人にも目を配り、水分補給や室温管理の声かけをすることも熱中症予防につながります。
伊東さんの貴重な体験談を教訓に、この記事で紹介した予防策と応急処置をしっかり頭に入れて、安全にこの夏を乗り切りましょう。