- 3月 25, 2026
【2026年最新】お腹の赤ちゃんをRSウイルスから守る。2026年4月から「妊婦さんへの定期接種」が始まります

こんにちは。神戸市西区のさいとう内科クリニック院長の斉藤雅也です。
以前のブログでも、RSウイルスは「大人も注意が必要な感染症」としてご紹介しましたが、今回はさらに大切なお知らせがあります。
2026年4月より、妊婦さんを対象としたRSウイルスワクチンの定期接種がいよいよ始まります。「生まれたばかりの赤ちゃんを病気から守る」ための、新しい予防の形について解説します。
■ RSウイルスは、赤ちゃんにとって「もっとも怖い風邪」の一つ

RSウイルスは、2歳までにほぼ全ての子供が一度は感染すると言われる非常に身近なウイルスです。しかし、生後間もない赤ちゃんが感染すると、細気管支炎や肺炎を引き起こし、激しい咳や呼吸困難で入院が必要になるケースも少なくありません。
特に、生後6ヶ月未満の赤ちゃんは重症化しやすく、ご家族がどれほど気をつけていても、お孫さんや兄弟、あるいは大人から気づかぬうちに感染してしまうリスクがあります。
■ 「お母さんが打つ」ことで「赤ちゃんを守る」

今回定期接種化されるワクチン(アブリスボ)は、妊婦さんが接種することでお母さんの体に抗体を作り、胎盤を通じて赤ちゃんにプレゼントするものです。これを「母子免疫(ぼしめんえき)」と呼びます。
このワクチンのすごいところは、赤ちゃんが生まれた瞬間から、すでにRSウイルスに対する武器(抗体)を持っている状態にできることです。
【ワクチンの予防効果】(※厚労省資料より)
- 生後90日まで:重症の下気道感染症を約8割予防
- 生後180日まで:重症の下気道感染症を約7割予防
赤ちゃんの免疫機能が未熟な生後数ヶ月間を、お母さんからのプレゼントで強力に守ることができます。
■ 2026年4月からの定期接種について
- 対象となる方: 接種時点で妊娠28週0日から36週6日までの妊婦さん
- 接種回数: 妊娠期間中に1回
- 過去に接種した方: 以前の妊娠時に接種したことがある方も、今回の妊娠で再び対象となります。
- 自己負担額:神戸市在住であれば無料です。
- 実施場所:当院で接種できます。
※自己負担額や実施場所については、お住まいの市区町村(神戸市・明石市など)によって詳細が異なります。ハガキや広報誌を必ずご確認ください。
■ 副反応と安全性について
主な副反応として、接種部位の痛み、腫れ、頭痛、筋肉痛などが報告されています。これらは他のワクチンと同様、数日で収まることがほとんどです。
「妊娠中のワクチンは不安…」と感じる方もいらっしゃるかと思います。当院では、お母さんの体調や赤ちゃんの状況をしっかり確認した上で、最適なタイミングをご提案します。
まとめ:新しい命への「最初のお守り」

RSウイルスには特効薬がありません。だからこそ、「感染させないこと」と「感染しても重症化させないこと」が何よりの治療になります。
これから赤ちゃんを迎えるお母さん、そしてご家族の皆様にとって、新しく始まる定期接種という選択肢を、ぜひ前向きに検討してみてください。
ご不明な点があれば、当院の診察室で、いつでもお気軽にご相談ください。
- 院長
- 斉藤 雅也
- 診療内容
- 内科・消化器科
- 住所
- 〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3(駐車場18台あり)
(旧:森岡内科医院) - 電話
- 078-967-0019
- 携帯
- 080-7097-5109
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JR山陽本線「大久保駅」から神姫バス天郷停留所(約11分)下車、徒歩5分 - 車
- 第二神明道路大久保インターから約1分
- 駐車場
- 駐車場18台完備!
- アクセス
- 当院は神戸市西区と明石市の境界付近に位置しており、明石市からも徒歩圏内です。実際に、明石市方面からも多くの患者様(肝臓病・一般内科)にご来院いただいております。駐車場も完備しておりますので、お車での通院も便利です。風邪や生活習慣病など、かかりつけ医としてお気軽にご利用ください。
