- 3月 14, 2026
「最近疲れやすい」は糖のせい? 医師が警告する、高血糖の初期症状11選と危険な息の匂い

こんにちは。
神戸市西区のさいとう内科クリニック院長の斉藤雅也です。
「しっかり寝ているはずなのに、疲れが取れない」
「最近、やたらと喉が渇く」
年齢のせい、あるいは忙しさのせいにして、こんな不調を見過ごしていませんか?
実はその症状、血液の中に糖分があふれかえっている「高血糖」のサインかもしれません。
高血糖を放置すると、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)などの命に関わる状態に陥ることがあります。
今回は、医師が警告する「見逃してはいけない11の初期症状」と、緊急性の高い危険なサインについてお伝えします。
なぜ「高血糖」になると体調が悪くなるの?

食事から摂った炭水化物は、体内で「グルコース(ブドウ糖)」に変わり、体を動かすエネルギー源になります。
通常はインスリンというホルモンの働きで細胞に取り込まれますが、この仕組みがうまくいかないと、行き場を失った糖が血液中にあふれてしまいます。これが「高血糖」です。
恐ろしいことに、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
「なんとなく調子が悪い」と感じている間に、体の中では血管や神経が静かにダメージを受け続けているのです。
医師が教える「高血糖の初期症状11選」

以下の症状に心当たりがないか、チェックしてみてください。
1. 頻尿(トイレが近い)
腎臓が余分な糖を尿として排出しようとフル回転するため、尿の回数が増えます。
2. 喉の渇きが増す
尿として大量の水分が出ていくため、体が脱水状態になり、強烈な喉の渇きを感じます。
3. 疲労感・だるさ
エネルギー源である糖が細胞に届かないため、常にガス欠状態で、鉛のような重い疲労を感じます。
4. 絶え間ない空腹感
食べても食べても細胞がエネルギー不足を感じているため、脳が「もっと食べろ」と指令を出し続けます。
5. 急激な体重減少
糖を使えない体が、代わりに筋肉や脂肪を燃やし始めるため、食べているのに急に痩せ始めます。これは危険な痩せ方です。
6. 視界のかすみ
高血糖や脱水の影響で目のピント機能が狂ったり、網膜がダメージを受けたりして、視界がぼやけることがあります。
7. 感染症にかかりやすい
免疫機能が低下し、風邪を引きやすくなったり、膀胱炎などを繰り返したりします。
8. 傷の治りが遅い
血流が悪くなるため、小さな切り傷や靴擦れがなかなか治らず、化膿しやすくなります。
9. フルーティーな甘い息(危険サイン!)
体が脂肪を無理やり燃焼させた時に出る「ケトン体」の影響で、息が甘酸っぱい、あるいは除光液のような臭いになります。これは「糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)」という緊急事態の可能性があります。
10. 意識の混乱・ブレインフォグ
頭に霧がかかったような感覚や、ひどい場合は意識がもうろうとします。これも緊急のケアが必要です。
11. 胃の不調(吐き気・腹痛)
DKAの前兆として、激しい腹痛や吐き気が現れることがあります。
「様子見」は禁物!すぐに受診を

高血糖は、サイレントキラー(静かなる殺し屋)とも呼ばれます。
「まだ元気だから大丈夫」と放置していると、ある日突然、意識障害や昏睡などの重篤な合併症を引き起こし、救急搬送されることも珍しくありません。
【当院からのメッセージ】
特に、以下のような症状がある場合は、迷わず受診してください。
| 「急に痩せた」 「喉が異常に渇く」 「息から甘い臭いがする」 |
簡単な血液検査ですぐに血糖値を調べることができ、早期であれば飲み薬や生活習慣の改善で十分にコントロールが可能です。
「最近、体の調子が変だな」と思ったら、それは体が発しているSOSかもしれません。
取り返しのつかないことになる前に、一度当院へご相談ください。
- 院長
- 斉藤 雅也
- 診療内容
- 内科・消化器科
- 住所
- 〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3(駐車場18台あり)
(旧:森岡内科医院) - 電話
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- 駐車場18台完備!
- アクセス
- 当院は神戸市西区と明石市の境界付近に位置しており、明石市からも徒歩圏内です。実際に、明石市方面からも多くの患者様(肝臓病・一般内科)にご来院いただいております。駐車場も完備しておりますので、お車での通院も便利です。風邪や生活習慣病など、かかりつけ医としてお気軽にご利用ください。
